分科会

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ロジスティクス分科会

既に広域輸送されているリサイクル対象の廃棄物に加えて、LCCNで燃料・炭素原料となる焼却対象廃棄物の分別や長距離輸送を扱う。可燃廃棄物の効率的で清潔かつ安全な輸送方法を、港湾・船舶の活用も含めて検討する。異物・危険物の除去、輸送状況のリアルタイムモニタリング、トレーサビリティや需給調整のためのデジタル技術の活用も対象となる。また、廃棄物の広域収集と大規模拠点処理について、行政や市民の理解を得るための連携、広報活動について検討し、実践する。


熱利用分科会

廃棄物焼却施設から、化学工場や製紙工場に大規模で安定的に蒸気を供給するための技術システムを扱う。また、蒸気供給を行うための事業実施体制や、蒸気の供給・買い取りに関する長期契約のあり方や、リスク分散のための方策を検討する。欧州等で増加している焼却施設から化学・製紙工場等への大規模蒸気供給の事例も参考にしつつ、事業実施に必要な技術、制度面の知見を整理・更新した上で、国内外への蒸気供給の事業展開を図る。


CCU分科会

ライフサイクル全体でのカーボンニュートラル化の達成には、CCUCarbon Capture and Utilization)によるプラスチックの製造や、コンクリート等へのCO2の固定化が不可欠となる。廃棄物焼却施設、メタン発酵施設、バイオマス発電所等からCO2を回収し、メタノール等の基礎化学物質を経由してプラスチックを製造することや、並行してコンクリート等にCO2を固定化させるプロセスの基礎調査と、実証事業や小規模な商業化の実施を目指す。